安心のために知っておきたい治療内容

歯科医で特別な治療をする時には、ほとんどの人が
これから何をするんだろう…と不安になるのではないでしょうか。
それが手術が必要な治療と聞くとなおさらです。

「歯医者さんに通うのは苦手」
「外科的な治療ってなんだか怖い」
「痛みはどのくらいあるの?」
「麻酔についても知りたい」

当たり前のことですが、治療中はその様子を自分の目でダイレクトに見ることができません。
そこで基本的なインプラントの治療とはどんなことをするのでしょうか。

参考: インプラント

こんな内容・手順で進む、長期間のインプラント治療

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①まず自身の口腔内がインプラント治療に適しているのかを
調べなければなりません。
・レントゲン、CTスキャンによる撮影、口腔内を検査
・骨格や顎の骨の硬さ、噛み合わせなど歯の状態を総合的に調べる
・結果として土台作りができるか否かを診断する
・治療期間や費用などを含めたカウンセリング

②ここで即インプラント開始ではなく、準備の治療が必要と診断される場合があります。
・骨の量や密度、幅などが足りない場合=造骨・増大手術をする
・歯周病や虫歯がある=先にそれらの病気を治療する

③いよいよ「インプラントができる」準備完了、治療に入ります。
・第1段階の手術。歯ぐきを切開して、顎の骨を削ったあとインプラント(人工歯根)を
 埋め込む。
 所要時間はおよそ3時間前後。
・通院による消毒~抜歯。
・術後のインプラントと骨が固定された状態(定着)になるまで期間を置く。
 目安は3ヶ月~最大半年ほど。
・第2段階の手術。定着したことが確認できれば、埋め込んだインプラントの先を出し、
 クラウン(人工歯)を被せるための連結部分(アバットメント)を装着する。
・時間を置き、歯ぐきの状態を見ながら最終段階へ、歯の型取りを行う。
・美しい歯に仕上げるために色や形を調整しながら人工歯を作る。
・完成した人工歯を被せ、最終調整をして治療は完了。

④定期的なメンテナンスのため、2~3ヶ月に1度は歯科医院へ。
・毎日の歯磨きも丁寧にすることを心がける。
・磨き残しのクリーニングや炎症などが起きていないかのチェックも
 きちんと行われることが望ましい。

忙しく時間のない人には、1回の手術という方法も

ほとんどの歯科医院では2回手術を行いますが、1回だけという方法もあります。
人工歯根のインプラントと結合部の支台となるアバットメントが1つのパーツとなった
1ピース型を埋め込む方法と、インプラントを埋め込んだ後でアバットメントを装着させる
2ピース型という2つの方法が存在します。

手術が1回だけ、というだけでなくその日に人工歯まで取り付ける治療のことを
「即時負荷」と呼びます。

ただし、この1回だけ手術を行う治療は、だれもが可能というわけではありません。
顎の骨が硬くてしっかりとしていることが必須条件です。

基本的にインプラント治療の手術は2回行うことが一般的。
もしも時間が短縮できる治療方法を強く希望する場合は、
歯科医とじっくり相談して決めることが大切です。

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