【痛みの具合をよく聞いてから検査】

根管治療はまず、問診を行います。いつからどのように痛むのか
しっかりと聞いた上でレントゲンを撮り、精密検査をします。
そこで根管治療が必要だと診断された場合、以下の手順で行います。

①麻酔をし、歯の神経を取り除いた後(抜髄)、
実際の根管の長さがどれくらいであるか正しく測定する。

②根管をきれいに掃除する。神経を抜いたあとには汚れや細菌が残っているので
これを丁寧に回数を分けて徹底的に除去していく。
使用する器具は「ファイル」と呼ばれる金属で、針状の金属を根管に差し込んで行う。

③薬剤による消毒。細菌が繁殖しないよう、強い消毒薬を使って滅菌する。

④薬剤で「ふた」をする。根の先端まで薬剤を詰め、隙間を作らないよう密閉する。

⑤最終的に汚れや膿などの細菌が除去されてきれいになったら、
歯根部分に土台を入れ上から被せものをし、治療完了。

基本的には②~④までが治療期間内に繰り返し行われます。
ここでマイクロスコープを使ったり、ラバーダム防湿を装着できるかで
効果や治療期間が変わってくるといえるでしょう。

【治療期間の目安】

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あくまでも細菌が根管に残っていないことが大前提です。
きれいになる前に被せてしまうと、細菌が再び繁殖してしまい
再治療となってしまう可能性もあります。

繰り返し根管を掃除することは根気がいります。
3回ほどで完了する場合もあれば、6回以上かかる事も。
それは患者さん1人1人の症状によるため、差が出てしまうと言えるでしょう。

②~④を繰り返すことによって、患者さんには若干の痛みや苦痛が伴いますが
自分の歯をできるだけ長く使えるための大切な道のりなのです。

根幹治療について、詳しく知りたい方はこちらです⇒根管治療

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